055-223-3785家庭用蓄電池の停電モードとは？動き方と注意点を徹底解説
停電が増えている今、家庭用蓄電池の「停電モード」は大きな安心材料になります。しかし、実際にどのように動くのかは分かりにくいものです。
-
⚡ 停電した瞬間にどう切り替わるのか
-
🔌 どこまで家電が使えるのか
-
☀ 太陽光と連携したときの動作はどうなるのか
この記事では、停電モードの仕組みから太陽光との連携、注意点まで詳しく解説します。
◆ 停電モードとは？
家庭用蓄電池には、停電を検知すると自動でバックアップ運転に切り替わる「停電モード」があります。
🎛 自動切り替えの流れ
-
⚡ 電力会社の送電がストップ
-
🔍 蓄電池が電圧の低下を検知
-
⏱ 数秒以内（0.1〜2秒）で停電モードへ切り替え
-
🔌 家の回路へ電気を供給開始
多くの蓄電池は瞬時切替対応のため、「一瞬照明が暗くなる」程度で済むケースが多いです。
◆ 停電モードで使える家電の違い
家庭用蓄電池は 「特定負荷」 と 「全負荷」 の2タイプがあります。
● 🔸特定負荷タイプ
停電時に電力を送る回路をあらかじめ決めておく方式です。
【よく選ばれる負荷】
-
🧊 冷蔵庫
-
💡 照明
-
📶 通信機器
-
🔋 必要なコンセント
【メリット】
-
必要な場所だけに供給するため、蓄電池を長持ちさせやすい
-
過負荷が起きにくく安全
【デメリット】
-
家全体には給電できない
-
❌ エアコンやIHは基本的に使えない
● 🔹全負荷タイプ
家中すべてが停電時も電気を使えるタイプです。
【使える家電】
-
❄ エアコン
-
🍳 IH
-
💡 全ての照明
-
🔌 家中のコンセント
-
🛁 給湯器
【メリット】
-
停電時でも普段の生活に近い状態を維持
-
高齢者のいる家庭でも安心
【デメリット】
-
瞬間的に大きく電気を使うと出力上限に到達しやすい
-
容量を早く使い切る可能性
◆ 太陽光発電との連携 ☀＋🔋
停電モードの真価は太陽光との連携で発揮されます。
● 停電中でも太陽光が発電すれば充電可能
-
☀ 昼間に発電
-
🏠 家の電気として利用
-
🔋 余った発電分を蓄電池に充電
【メリット】
-
長期停電でも電気を確保しやすい
-
冷蔵庫や通信機器を長期間稼働できる
-
夜に向けて電気を蓄えることができる
● 連携時の注意点
-
パワコンが「自立運転」対応か確認
-
停電時も太陽光→蓄電池へ充電できるタイプであるか要チェック
-
すべての機種が対応しているわけではない
◆ 停電モードの注意点 ⚠
● ① 容量によって使える時間が変わる
例：6.5kWhの場合
-
冷蔵庫＋照明＋Wi-Fi → 10時間以上持つことも
-
❄ エアコン使用 → 数時間で空になる可能性
→ 停電対策重視なら 10〜15kWh が安心。
● ② 出力上限に注意
蓄電池の「最大出力（kW）」以上の家電を同時使用すると、停電中でもブレーカーが落ちます。
例：
-
エアコン（1.2kW）
-
IH（2.0kW）
-
電子レンジ（1.0kW）
→ 合計4.2kW → 出力3kWの蓄電池では不可
⚠ 停電時は「同時に大きな家電を使わない」ことが重要。
● ③ 夜間は蓄電池のみで電気をまかなう
夜は太陽光が発電しないため、
-
🔋 蓄電池残量の確認
-
🔌 必要最低限の使用
が求められます。
● ④ 瞬断が発生する場合あり
一部機種では、切り替えに1〜2秒の暗転が起きることがあります。
-
💻 パソコン
-
📡 通信機器
が落ちないように、必要ならUPSも検討すると安心です。
◆ 甲府市で蓄電池が特におすすめな理由 🏞
甲府市は全国でもトップクラスの日照量があります。
【地域の特徴】
-
☀ 太陽光がよく発電する
-
⚡ 雷・台風で停電が起こりやすい時期がある
-
🏔 山間部で送電線トラブルが起こる可能性
→ 太陽光＋蓄電池が非常に相性の良い地域です。
◆ まとめ ✨
家庭用蓄電池の停電モードは、停電時の生活を守る重要な仕組みです。
-
🔌 自動でバックアップに切り替え
-
🔸 特定負荷・全負荷で使える範囲が変わる
-
☀ 太陽光があれば長期停電でも安心
-
⚠ 容量・出力・仕様の確認は必須
停電対策として蓄電池を検討するなら、この停電モードの仕組みをしっかり理解することが大切です。
